田舎の社宅の鍵

田舎の社宅の鍵

田舎の社宅に住んでいたときのこと。
古かったこともあり、玄関の鍵が鍵口に差し込み辛い状況でした。
それでも油を定期的にさしたり、鍵をさしやすい角度があったりと、特に鍵を取り替えることもなくしようしていました。

とある日、買い物から帰ってきたらさしやすい角度で鍵を挿し込んでも上手く鍵が入らず玄関先でガチャガチャと苦戦しました。
玄関先に置いてある油を差して鍵を入れようとしてもなかなか入りませんでした。
冷凍物を買い物していたこともあり、焦っていたのもありますが、少し力を入れて鍵をさしたら鍵穴に鍵がちゃんと入りました。
「これで開く!」と、ホッとして鍵をひねると変な音がして、鍵が折れてしまいました。
こうなると自分では開けられないので地元の業者に連絡しました。すぐにくることはできず、1時間程かかってしまうとのことでしたが、来てもらうように手配をしました。
田舎のため個人の鍵の修理屋さんしかなく、1時間後に修理のおじさんが来てくれたのですが鍵穴に折れた鍵が入ってしまっているので、鍵全体を交換するしかないとのこと。
どうすることもできないので交換を頼んだのですが、おじさんも鍵交換が久しぶりらしく、なかなか作業が進みません。
結局扉が開いたのはおじさんが来てから1時間後。
冷凍物はすっかり溶けていました。
更にそこから鍵の交換が始まり、気づけばおじさんがきて3時間以上が経過していました。
無事に鍵の交換が完了したのですが、とても長い1日になりました。

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